「税理士事務所以外にも、安く税の相談が出来るところも有るし、本人が申告すれば、間違いは無いんじゃない?
・・・ということは、別に高いお金を払って税理士に依頼する必要なんてないんじゃないか?」
そう思う方もいらっしゃいますが、では、なぜ世の経営者や、相続等資産の申告が必要になった方の多くが税理士に相談しているのでしょうか?
その理由を見てみましょう。
適正な申告が可能
職業税務会計人以外の人が作成した申告書、実は8割位計算間違いがあります。その多くは税金の納め過ぎなのです…。
法律で認められている方法を知らないが故に、これほど勿体無いことはありません。税理士に依頼をすれば勿論プロなので、そんな心配は無用。適正な申告を実現します。
例えば以前の申告で納め過ぎが分かった場合、適正な手続き(更正の請求)を踏めば税金は戻ってきます。そんな手続きも代行致します。
節税を考えてもらえる
「出来れば納める税金が少ないと良いな~」。
そう思っている人がほとんどではないでしょうか?実はちょっとしたことで出来る節税対策はたくさんあります。消費税も方法によっては還付が可能な場合もあります。
そんな相談が出来るのは税理士だけです。
税務当局からの問い合わせや税務調査に対応してくれる
税務当局は数年に一度、申告内容が適正か調査に来て、なぜこのような処理をしたのか事細かく質問していきますが、難しい税務の専門用語を並べられてまともに反論できますか?
そんな時、税理士は納税者の傍らで立ち会うことが許されており、納税者の立場に立って、税務当局に処理の正当性を主張することが出来ます。他の税の相談場所(ましてや税務署は・・・)ではそのような時に頼ることはできません。
記帳や申告書作成の手間から解放される
税務申告は1年に一度は最低でもしなければなりません。その申告をするための帳簿の記帳は日々行わなければなりませんが、良く分からないが故に不安になったり、慣れない作業に時間が大きく割かれてイライラしてはいませんか?
税理士は記帳や申告書作成を代行することで、そんな経営者の煩わしさを解消し、その分経営者が営業などに使う時間を確保してあげることが出来ます。
税務、会計の相談は勿論、財務分析を基に経営や資金繰り相談にも乗ってくれる
記帳がしっかり出来ていれば事業の経営成績、財政状態を把握することが出来ます。
財務諸表には経営のヒントとなる情報が色々出ていますが、税理士はそれらを分かりやすく説明することが出来ます。
それによって「勘に頼る経営」から「正確な情報を基にした経営」が可能になり、事業が健全に発展していきます。
融資が受けやすくなる
事業を継続していく為には資金が無いと出来ません。
その資金の確保の為、銀行から融資してもらえるかどうかが非常に重要です。
税理士は融資が受けやすくなるような書類作成や面談立会いが出来ますし、金融機関側も税理士が付いていると安心感、信頼感をもって対応してくれるので融資成功の確率が飛躍的に上がります。
税理士に依頼することで、これらを享受することが出来ます。
税理士に仕事を依頼する、それはつまり、外部に優秀な(しかも、税務調査対応までしてくれる)経理担当を雇うようなものです。
これらを社内で賄う際の人件費や手間と、外部に依頼する費用とを比較頂くと、税理士との契約要否判断の材料になるかもしれません。
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