過去11回に亘り税理士の業務内容をお伝えして参りましたが、主に作業業務についての説明だったかと思います。

これらの業務を正確、かつ迅速に行うことがもちろん重要でありますが、同様に重要な業務があります。それはお客様に対する相談業務です。

お客様からのご相談内容は実に多岐に亘り、思いつく限りで挙げると下記の通りになります。

 

1.税務、会計のスケジュール確認

2.税務、会計資料の収集、整理方法

3.税務、会計のルールの確認

4.給与計算の方法

5.財務状況の確認

6.収益アップのための施策

7.経費節減のための施策

8.業務効率化に対する施策

9.設備投資に関する施策

10.人事、採用、社員教育に関する施策

11.資金繰り対策

12.リスク管理対策

13.節税対策

14.将来の展望

15.リタイアに向けた対策

16.休廃業

17.内部トラブル解決に向けた施策

18.外部トラブル解決に向けた施策

19.代表者や事業主の個人的な事項

20.親族、友人、知人、同業者等に係る上記事項

 

この通り、税務・会計だけの相談ではないことがお分かり頂けるかと思います。

これらの相談に対応するには税務・会計の知識のみならず、他の法律、営業、マネジメント、世の中の動向なども押さえておく必要があります。

このような相談を積極的にして頂ければよいのですが、経営状況が悪い場合は引け目を感じるのか、積極的に相談されない方も多くいます。

ただ悪い状況を放置すると更に事態は悪化しますので、早めに手を打つことが重要です。

そのためにはお客様が相談しやすい雰囲気を作ったり、会話の中で引き出したりする必要があります。

具体的には単刀直入に本題に入るので無く、雑談で場を和ませて徐々に本題に移行するという雑学知識や会話力が求められます。

 

次回以降は相談内容をジャンル毎に分けて、それぞれで求められる知識やスキルを深堀してご説明します。