上記のタイトルですが、9/2の日経新聞に記事として掲載されておりました。内容はスマホでQRコードを読み取ることにより、多様な税金を自宅で手軽に支払えるようになるよう、全国銀行協会が全自治体の納付書に印刷するQRコードの企画について検討を始め、スマホ決済各社のサービスで利用できるようにするというもの。具体的には地方自治体が扱う住民税や固定資産税、自動車税が対象となり、決済アプリを立ち上げ、QRコードを読み込むと、納付額の把握と納税が出来るようになる見通しです。

これにより納税のために銀行やコンビニに行く必要が無くなり、入金したデータは自治体のシステムにすぐ反映されるので、銀行や自治体の事務量は大幅に減るという、双方にとってメリットが大きいこのシステム。早ければ2022年に全国への導入を目指すため、全銀協と総務省が本格的な協議に入ったとのことです。

どうやら新しい納税方法が近い将来導入されそうですが、ちなみに現在、税金の納付方法はいくつあるかご存じですか?

 

ということで添付ファイルに国税の納付方法を一覧にまとめてみました。私がこの業界に勤め始めた頃は窓口納付と振替納税位しかありませんでした。コロナ禍によって行政のデジタル化の遅れが改めて浮き彫りになったと言われておりますが、税務対応については約10年前から電子申告制度が始まるなど、実は先進的な取り組みをしており、当事務所も電子申告はほぼ100%の実施率を誇っております。それにより色々な納付方法が可能になったんですね。

コロナによって生活様式は一変し、大変な部分はもちろんありますが、多様化が進んだことで選択肢が増えたとも言えるかと思います。これを機に税金の納付方法を見直しても良いかもしれませんね。

国税 納付方法一覧