少し前の話になりますが、2/20に北京冬季オリンピックが無事閉幕しました。昨年夏に1年延期された東京五輪が開催されましたので、何だかあっという間な感じでしたし、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大、更に中国の政治問題もあったりして、始まる前は今一つ盛り上がりに欠けていたような気が私はしておりました。しかし日本選手の活躍が報道されるに従い、尻上がりに盛り上がりましたね。東京五輪に続き、北京五輪でも日本勢は過去最多のメダルを獲得しました。これは本当に選手本人を始め、それを支える監督やコーチ、スタッフ、家族などの努力の賜物です。

さて努力をすれば全ての人がオリンピックでメダルを取れるかと言えば、これは間違いなく「NO!」ですよね。ある元オリンピック選手はオリンピックに出場するためには、その競技に適した体つきや身体能力、思考といった「才能」を持っているか否かが99%で、その次に重要なのが環境、それらを満たした選手の中で最善の努力をすれば可能性があると述べておりました。世界トップレベルともなると正に次元が違う感じですが、我々が事業で成功を収めるにはそこまでハードルは高くありません。努力次第では誰しも十分に可能性があります。ちなみに私が税理士を目指した際に専門学校の講師にこういうことを言われました。「税理士になるためには少位の才能、中位の体力、最大の努力が必要である」と。受験している時代は夢中だったのでよく分かりませんでしたが、いざ税理士になってみると「なるほど!」と思います。才能に関してですが、税理士の受験資格に学歴が必要だったりしますが、税金の計算は小学校レベルの四則演算が出来れば十分に出来るので、確かに「少位」で十分です。体力については、ある程度筆記して長時間の勉強が出来ないと試験には対応できないので、頭と手指は「中位」程度強くないといけない感じです。あとは努力ですが、これもただガムシャラにやれば良い訳ではありませんでした。

ではどう努力すれば?ということになりますが、数多くの東大合格者を出し続けた、かの有名な予備校講師の林修氏はこう言っております。「努力が報われるためには、「正しい方向」に向かって「正しいやり方」で「十分な量」をこなす必要がある」と。なかなか説得力のある言葉ですよね。つまり「正しい方向」に向かっていなければ、その後どんなに努力しても報われないと言えるでしょう。しかし初めて取り組むことについて「正しい方向」に向かっているかどうかは、正直分からないことが殆どでは無いでしょうか。だからこそ私は税理士試験を独学ではなく、専門学校に通って合格するための必要なメソッドを学びました。いわば最先端を行く様々な経験をした先達が導いてくれた道を頼りにしたわけです。私が上手くいったから言う訳ではありませんが、「正しい方向」が分からないようであれば自分であれこれ考えるより、まずは先達が導いてくれた道を歩くのが成功への第一歩と思って、進んでみてはいかがでしょうか。