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フリーランスは基本的に、仕事の企画や営業や得意先とのやり取りなど、全ての業務を自分一人で行います。

また、会社勤めと違い、天引きのシステムや年末調整がないため、基本は自分で確定申告の手続きをする必要があり、本業に加えて全ての経理業務を個人で請け負う必要があります

ただでさえ、本業で手一杯なのに経理の手続きまで個人でやれる自信がない。そんなときには税理士に依頼することを考えてみてはいかがでしょうか

本記事では、フリーランスが税理士に依頼をすることによるメリットやデメリット、そして依頼をするべきタイミングなどもお伝えしていきたいと思います。

メリット

①自分の業務に集中できる

フリーランスにとって通常の仕事に加えて経理の業務を行うことは、かなりの時間を費やす作業となります。売上や経費の管理が滞り、月々の帳簿への記帳が溜まってしまうと、それが事業の妨げに繋がってしまうことも。

そこで、税金の専門家である税理士に税務の処理を依頼することで、記帳から確定申告の資料を作成するまでの業務を代行してもらうことができます。それにより時間の確保が可能となり、安心して自分の仕事に取り組むことができるようになります

また、忙しいあまりにうっかりして確定申告の期限に間に合わず、延滞税等が発生してしまう、というリスクを回避できることもメリットとして挙げられます。一度、税理士に書類を送ってしまえば、確定申告の提出までほとんど全ての処理を任せられるため、確定申告の期日ギリギリに一人で焦って書類を準備することもなくなり安心です

 

②間違った仕訳や経費の計上を防げる

フリーランスが個人で仕訳や記帳を行うことは想像以上に大変です。
中には仕訳の内容の判断が個人ではしづらいものもあり、誤って経費として定められていないものを計上してしまうことも。それが後に発覚し、修正申告を行う際に過小申告税などが発生してしまう恐れもあります。

このような経費計上のミスや仕訳の間違いも、税理士に業務を委託することで防ぐことができます。やり方が分からない仕訳も税理士にお任せができるので、きちんとした申告書の作成ができ、正確な申告を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます

 

③節税などについてプロからアドバイスをもらえる

節税対策について、税理士からアドバイスが受けられるのもメリットの一つです。税金の中には所得税や消費税の特例など、知らない限り申告ができないものもあります。正しい知識を知らなかったというだけで損をしないためにも、随時相談ができる場があることは大切です

また、税理士が税務署とのやり取りの窓口となってくれることもメリットの一つと言えます。
税務署が納税者に対して直接の連絡を希望した際は、税理士が個人に代わり税務署と連絡を取り、税務調査も税理士が立会いのもとで行われます。
税金に関する手続きは一般の人にとっては難しい部分が多いため、普段から関わりがあって信頼の置ける税理士が間に入り一緒にやり取りできることは、個人だけで全てを判断をするよりも心強いのではないでしょうか。

 

デメリット

①費用がかかる

税理士をつけていないフリーランスの多くは、その理由として顧問料の高さを挙げることが多いです。稼ぎがそこまで多くない場合は、個人で確定申告などの経理の勉強をして、節約をしたいと考えている人も多いです。
そこで注意点として挙げられるのは、税理士を依頼せずに個人で確定申告を行い、課税漏れが発生した場合や、期限を超過してしまったケースなどに罰金が科される可能性があることです。また還付可能な税金を申請し忘れてしまい、損をしてしまうこともあるかもしれません。信頼できる税理士に頼んでおくことで、そういった場面を未然に防ぐことができるでしょう

 

②自分で税金について学ぶ機会が減る

税理士に税務処理を委託することで時間の余裕は増えるものの、ほとんど全ての手続きを任せることになるため、お金の仕組みを客観的に把握したり理解する機会が減ってしまうという点があります。そのため、中には開業してからしばらくは個人で全ての業務を行い、将来的に会社の規模が大きくなり法人化することになれば税理士に委託をする予定という人もいます。
初めから全ての経理業務を委託するのではなく、お金がどのように流れていくのかという仕組みを勉強してから、税理士に依頼をしたいという事業者も多いです。

 

フリーランスが税理士に依頼をするタイミング

①売上が1000万を超えた時

フリーランスが売上が1000万円を超えると消費税課税業者となり、消費税分の税金を納める義務が出てくるため、通常よりも確定申告がさらに複雑なものになります。また、売上が1000万円を超えた場合、1つの案件の規模が大きくない限り、抱える案件数自体が増えていることが多いので、さらに経理業務が大変なものになりがちです。

そういった場合、日々の時間の削減や申告を正確に行うためにも、税理士に業務を委託することがおすすめです。

 

②法人化する時

事業が成功し規模が大きくなった場合は、法人化をした方がより節税できるというメリットがあります。また、そうすることによって、税金の面だけでなく社会的信用度が高まり、今後の経営のための資金の調達などでも有利になるといった利点もあります

しかしその一方で、法人化のための申告書作成は、かなり面倒で複雑な届出を必要とします。依頼する前に、法人化するために必要な手続きをきちんと確認しておきましょう。
そして、これらを一人でこなすことはかなりの気力がいるものです。そのため、法人化する際は税理士に依頼をして煩雑な業務を委託することで、手続きをより正確かつスムーズに進めることができます

 

③経理の手続きにストレスを感じている時

これまでお伝えしてきたように、税理士に依頼をする最大のメリットは、本業に取り組む時間を確保でき、ストレスを減らせるという点です。確かに税理士に依頼をするということで費用の負担が増えるという点は事実ですが、経理の手続きで手一杯になってしまうことは本末転倒です。
また、税理士に依頼をするかどうかの判断は人により異なり、一つの目安として、事業で発生する時間単価と税理士に依頼する金額を天秤にかけて考えることもポイントです。
しかし、一番重要なのは、依頼者本人がストレスフリーになったと感じられるかどうかです。フリーランスは時間が命であるため、依頼をすることに価値があると感じるのであれば、なるべく早めに行動をして本業に専念するのが良いでしょう。税務の処理で時間に余裕がなくなり本業に支障が出ているという問題を解決するためには、税理士に依頼をするのをおすすめします。

 

フリーランスの税理士選びのポイント

では、フリーランスが税理士を探す時は、何がポイントとなるのでしょうか。

一番大切なのは、自分の需要と供給が一致している税理士を選ぶことです。そのためにも、税理士の専門分野が自分の扱う領域と合っているかをしっかりと事前に下調べしましょう。その際、税理士事務所のHPやSNSなどに掲載されている情報を参考にすることも役立ちます。
知人など周りからの評判を参考にすることも大切ですが、一番大切なのは自分自身の専門分野との整合性と相性を確認することです。これらに関してしっかりと情報収集を行い、自分にとって相性が良い税理士を決めることを意識しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
フリーランスにとって、領収書の仕訳、帳簿への記帳や節税対策などの財務の手続きを正しく一人でこなすことは、時間がかかり想像以上に大変なものです。また、正確にお金を管理する能力も必要とされ、誤った申告をしてしまうとペナルティが課されることも。そのような事態を避けて、スムーズな申告を心がけるためにも、税理士に依頼をすることを検討してみてはいかがでしょうか。本記事が参考になれば幸いです。

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