昨年は10月にインボイス制度がついに開始されました。

先にも申し上げましたが、現場はこの制度によって相変わらず混乱しており、消費税の複数税率へのスムーズな対応のための施策とは真逆の状態になっております。

ですので私も国会議員への陳情、税制改正要望書の作成などで事あるごとに反対の声を上げておりますが、現状中々良い方向に進まない感じですね。

それでもなぜこのように頑張っているのかと言えば、税理士の使命として税理士法第1条で下記の通り規定されているからです。

「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」

ここで言う「納税義務者の信頼にこたえ」というのは、ご依頼頂いているお客様それぞれが納得して納税できるよう、きめ細やかに対応することで信頼に応えるのはもちろん、お客様が現状問題と考える税法を改善したり、お客様が今後極端に不利益を被ったり、利便性が損なわれることについて、しっかりと歯止めを掛けることも含まれると考えます。

 

さて改めてのご紹介にはなりますが、当事務所は経営理念としてこの税理士法の使命を踏まえた上で以下の3点を掲げております。

一、税務・会計を通じてお客様の健全な発展をサポート致します

一、税務・会計の正しい適用の指導、普及に努めます

一、お客様の見本となる経営を実践致します

 

これらを達成するため、何よりお客様の価値を高められるよう今年は力を入れていきたいと考えております。

そのためにも税務会計のみならず、経営に関する有用な情報を収集し、分かりやすく、取り組みやすい形でフィードバックできるように努めて参ります。

一方、良くない方向に進もうとしている時は、忌憚なく申し上げさせて頂ければと存じます。時には、耳触りの悪い感じになるかもしれませんが、お客様を継続的で健全な発展へと導くために、心を鬼にしてのことですので、どうかご理解下さい。

 

「お客様に価値をえ、経済的にかにし、適正な税を可能にする税理士!」が私のキャッチフレーズですので、「嘘つき!」と言われないよう頑張って参ります!